花粉と黄砂について

花粉と黄砂について

2026年4月23日

花粉と黄砂は、どちらも車の塗装にとっては「天敵」ですが、ダメージの与え方が全く異なります。
結論から言うと、花粉は「浸食(溶かす)」、黄砂は「研磨(削る)」という攻撃をしてきます。

花粉と黄砂は、発生源や成分、そしてpH値(ペーハー)に大きな違いがあります。それぞれの特徴を分かりやすくまとめました。

1. 発生源とサイズ
  • 花粉: スギやヒノキなどの植物から放出される「生体粒子」です。サイズは約30μm(0.03mm)ほどで、粒子としては比較的大きめです。
  • 黄砂: 中国やモンゴルの砂漠地帯の土壌が風で舞い上がった「鉱物粒子」です。サイズは約4μmと非常に小さく、PM2.5なども付着して飛んできます。
2. 性質とpH値(酸性・アルカリ性)
ここが大きな違いのひとつです。
  • 花粉(酸性〜中性):
    花粉そのものは中性に近いですが、大気汚染物質(硫酸イオンなど)を吸収すると酸性に傾くことがあります。また、雨に濡れて破裂すると、中のアレルゲンが溶け出し、酸性の刺激物として反応しやすくなります。
  • 黄砂(アルカリ性):
    黄砂の主成分は炭酸カルシウム(石灰石と同じ成分)を含む鉱物であるため、もともとはアルカリ性を示します。
    • 豆知識: 日本の雨はもともと酸性(酸性雨)になりやすいのですが、黄砂が飛来すると、そのアルカリ成分が雨の酸性を中和してくれるという側面もあります。

3.塗装への影響

 ・花粉:塗装を「腐食・変形」させる
花粉自体よりも、雨に濡れた後が危険です。
仕組み: 花粉が水分を吸うと「ペクチン」という粘り気のあるタンパク質を排出します。これが乾燥して収縮する際、塗装のクリア層を強力に引っ張         り、シミや歪み(クレーター状の凹凸)を作ります。
厄介な点: 一度乾燥して固まると、通常の洗車では落ちないほど強固に固着します。
・黄砂:塗装を「傷だらけ」にする
黄砂は石の粒(鉱物)なので、非常に硬いです。
仕組み: 車の表面に硬いヤスリの粉が乗っているような状態です。汚れているからといって、いきなり雑巾やスポンジでゴシゴシ擦ると、塗装面が細  かい傷(スクラッチ傷)だらけになり、光沢が失われます。

化学反応: 前述の 通り黄砂はアルカリ性ですが、酸性雨と反応して酸化カルシウムなどがこびり付くと、白っぽい「輪ジミ」の原因にもなります。

 

4・塗装を守るためのコツ
こすらず「水」で流す
まずは高圧洗浄機やホースの流水で、表面の粒子を徹底的に洗い流してください。いきなり拭くのは厳禁です。
お湯が有効(花粉の場合
花粉のペクチンは熱に弱いため、70〜80度くらいのお湯をかけると、固まったシミがふやけて落ちやすくなります(※火傷に注意)。
放置しない
特に「雨が降った後の晴天」が一番危険です。成分が濃縮されて焼き付く前に、早めに洗い流すのがベストです。

 

また、ここ最近の流行としてアルカリシャンプー・酸性シャンプー・中性シャンプーの順で洗車し、なるべく擦らないで花粉や黄砂を取り除く

3PH洗車が主流になってきております。特に春先は花粉黄砂の混合付着が増えてくるのでとても有効な洗車方法です。

 

 

洗車方法はフォームガンを使い

アルカリシャンプー数分放置⇒洗い流す⇒酸性シャンプー数分放置⇒洗い流す⇒中性シャンプーでスポンジ洗車、という流れです。

擦らないで良い分、時間はかかりますがキズに関しては最小限に抑えられます。

時間はかかるがダメージを最小限に抑える3PH洗車をとるか、手間はかかるが頻度をあげて洗車をするか・・・

どちらにしても付着物がついたら、即刻取り除く、これが一番の対処法なのです。

 

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